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小唄 春日とよ芝鳳のブログ
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お子様の受験などのご事情でお休みしていた莉さんが本日よりお稽古再開なさいました。

11月は「障子舟」を唄われます。
糸は「青いガス灯」の替手ですが後弾きの早間が鮮やかに出来ました。
新たに本日初稽古となる「水たまり」の替手はかなり難しいのですが史さんのお手伝いをお借りして概要を掴んでくださったようです。

莉さん頑張ってね。

本日は珠ちゃん、史さん、柳さん、煌さん、舟さん、莉さん、栄さんが熱心にお稽古に取り組まれました。
カシャリしましたがマスク姿の皆さんどなたか分かりますか?

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昨年の4月10日に3回目の脳内出血を発症し左半身麻痺となった芝洲さん。

お三味線の演奏家として沢山の舞台に出演し栄芝先生のCDにも糸方として参加、これから益々の活躍を期待されていた矢先の思いもしなかった発症にさぞやご自身も落胆なさっただろうと思ったのですが芝洲さんは常に前向きでした。

お三味線を弾くためには左手は常に脇から離れ手首は首の辺りまで上がらなくてはなりません。

麻痺した左手は三味線を構えることもできず少し挙げても直ぐにバタッと落ちてしまったと言います。

リハビリ専門病院の先生が幸いにも芝洲さんが八王子の花柳会に貢献していることを知っていて特例で三味線を弾く為の指のリハビリに力を注いでくださったといいます。

インストラクターの先生方のご努力と芝洲さんの諦めない懸命のリハビリで9月10日の退院時には退院コンサートを出来るほどに回復されたのです。

入院時には寝たきりか車椅子生活になると思われていた芝洲さんでしたから素晴らしい奇跡的な回復です。

先ごろ届いた伝統芸能新聞に芝洲さんの記事がありました。
入院時に時折送っていただいた芝洲リハビリ通信で日々リハビリで筋肉痛と闘い頑張っている姿を知っている私は只々嬉しく思うのです。
神谷町駅を降りて帰宅する道すがら景色がどんどん変わっていくのに驚きます。

最寄駅である日比谷線「神谷町駅」
隣は「霞ヶ関駅」でしたが間に「虎ノ門ヒルズ駅」が出来ました。
そうは言ってもこれからも多分新しい駅に降り立つことはなく素通りするだけなのでしょうがなんとは無しに心がざわざわします。

もう直ぐ工事中のここにも新しいビルが立ち並ぶのでしょう。
少しずつ居場所がなくなるようなざわざわする気持ちは自分が若くなくなった証なのでしょうか。

そんな自分の弱気な気持ちに立ち向かう力を振り絞らなくてはと思う夜でございます。

先日の国立小劇場では楽屋でもお写真撮るのをすっかり失念しがっかりしていたのですが本日、戎さんより舞台の演奏時の写真を2枚いただきました。

戎さんありがとうございました。
常磐津創流275年
常磐津協会創立75年
記念演奏会の本日 兼豊さん率いる木挽町女流チームは「椀久色神送」を演奏させていただきました。
兼豊さんの椀久、孝子さんの源兵衛、私の松山

立て三味線は孝野さん、脇は紫緒さん、初めてご一緒した紫花さん。

この度も兼豊さんの情緒溢れる浄瑠璃を間近でお聴きし時には声を重ね一つの音を紡ぐ作業(と言って良いのか?)の楽しさ。
気持ちよく乗せてくださる孝野さんのお三味線の心地良さ。
任せて安心の紫緒さんの音色。
初々しい紫花さん。
木挽町女流チームに居る幸せを感じるひと時でございました。
じっくり常磐津に向かうのが時間的に難しくなり限界を感じていたのですがこの度はコロナ禍でお店が暇になりその分お稽古に取り組む時間が出来ました。
苦しいけど楽しい。
改めて感じた数ヶ月でございました。

皆様とお写真を撮るのを忘れてしまいつくづくも残念なり〜。
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